覚え書き -88ページ目

森達也

たぶん私(たち)は自分で思っている以上に
マスコミに影響を受けている。
マスコミがこうと言えば、そうなんだと
思ってしまっているのだろう、
まるでそれが自分の意見であるかのように。
果たして自分の意見とは何なんだろう。
もっと考えなくちゃいけない。
いろんな角度からものを見なくちゃいけない。
簡単に、こうと決めつけるのはよくない。


著者: 森 達也
タイトル: 世界が完全に思考停止する前に

新しいことを始めるとき

「為(な)さざるなり。能(あた)わざるに非(あら)ざるなり」 孟子

→できないのは能力がないからではなく、やっていないから。

今の私にはいろんな意味でグサッとささる言葉だ。
新しいことを始めるのにかなり勇気を要するタイプだけど
始めてみると案外どうにかなったりするものなんだよね。
大げさに悩むほどのことじゃなかったりもする。
まずやってみることが大事なんだ、きっと。

いざ!

いよいよ「新撰組」最終回の日。
三谷幸喜が脚本を書くからという理由だけで見はじめたけど
気づけば登場人物ひとりひとりに感情移入してしまっていた。
途中から、ほぼ日でもコーナーができて
金曜日はそれを読むのが恒例となったし、
ビデオにとっていてもため込まずにすんだ。
もちろん、木曜の朝は新聞の三谷幸喜のコラムを読むのが
以前より楽しみにもなった。

昨日の「スマステ」もばっちり見て
最終回に向けて気分は盛り上がってきた。
ティッシュ用意して見よう。

心はタイに

映画館一人貸し切りで
「地球上で最後のふたり」を見る。

部屋の壁にはりついたヤモリがチチチチッと鳴くところ、
タイの夜って感じ。
心が一気にタイに飛んでいった。
もわんとした暑さに包まれる感じ。

帰りは背中を丸めたくなる寒さだったけど
星がすごくきれいだった。

階段を1段上がる

重い腰を上げて、ヨガの見学に行ってきた。
近所のジムへ行ったのだが、ジムという場所に
足を踏み入れるのも初めてだったし
ひとりだったのでかなりドキドキ。
2つあるスタジオではちょうどヨガとエアロビの時間。
ヨガは人気があるだろうと思ってたけど
エアロビをやっている人も結構たくさんいてちょっとびっくり。
なんか、知らない世界に足を踏み入れた感じだった。

そのいきおいで、スポーツ用品店にシューズを探しに。
普段はスポーツ用品店なんて縁がないので
シューズとか見てるだけでおもしろい。
そういうものたちに囲まれていたら
なんかやる気が出てきた。
た、単純。

見学したジムに通う友人の
「エアロビとかおもしろいよ~」という言葉に
背中を押されて入会してしまいそう。

ほうれん草の味

ここ最近、食卓から葉もの野菜が消えて
その座をゴボウやにんじんなどの根菜類に奪われていた。
というか葉もの野菜は高くて買えなかったのだ(涙)

おととい久しぶりにほうれん草を買った。
近所のスーパーで安かったので。
見た目はちょっと元気ないかなーって感じだったのに
食べてみるとうまいうまい。
普通におひたしにしただけなんだけど。
ほうれん草をこんなにおいしいと思って食べたのは
いつぶりだろう?
冬になれば安く手に入るからって油断してたけど、
それはとてもありがたいことだったのね。
あらためて、食べ物は大切にしなきゃと思った一日だった。
そんな風に思えたのは、NHK教育で再放送していた
「きょうの料理」(出演:平野レミ)に影響を受けたからかも。

毎年恒例

今日はカミナリDay。
いくら暖かいと思っても冬なのね。
雷が鳴ると冬だなーと思う。
(と言うと県外の人には驚かれるけど。)
雷のせいで30秒×3回くらい停電して、
テレビデオの時計と電子レンジの時計と
ラジカセ(いまどきラジカセ!)の時計を
イライラしながら合わせるのが
12月の恒例行事。

松本清張と宮部みゆき

今また注目されている松本清張。
とはいえ、映像化されたものだって
ごく最近のものしかわからないし、
作品もたくさんあって
どれから読んでいいかわからない。


でも新聞の文壇(だったか?)に載ってたこの本!
宮部みゆきの前口上がついているという
この作品なら、私もすんなり読めるかも。

うまいことやりますね、文芸春秋さん。


著者: 松本 清張, 宮部 みゆき
タイトル: 松本清張傑作短篇コレクション〈上〉

衛慧




著者: 衛慧
タイトル: 衛慧みたいにクレイジー

上海ベイビー

たしか、マレーシアのペナンの古本屋だったと思う。
少ない日本語の本の中からなんとなくひかれて手に取った本。
読んだのはタイのホアヒンだったかな。
すごい描写。
安宿のベッドの上で読んだから、余計にかもしれないけど
妙に集中して一気に読んだ記憶がある。
著者は何者なんだろう・・・。

この本が中国で発禁になり、その後日本で出版されて
結構話題になったと知ったのは帰国した後、
だったか、本の帯に書いてあったんだか。
今手元にこの本がないと言うことは
その後の旅の途中で誰かにあげたか、交換したか
または古本屋に売ったんだろう。
それがどこだったのかも全然記憶にない。
でも本を読んだ場所やその時の周りの景色って
案外覚えているものだな。

この著者、衛慧が少し前のAERAの表紙に載っていた。
新刊が日本で発売され、来春には
「上海ベイビー」の主人公が登場する本が
出版されるという。
どちらも楽しみだ。



著者: 衛 慧, 桑島 道夫
タイトル: 上海ベイビー